これって一体なに?
創価学会のお仏壇に置いてある、これ。
みなさん何かわかりますか?
学会員さんは、見たことある方も多いのではないでしょうか。
これは「徳利(とくり/とっくり)」と言って、 仏壇の厨子内に置く仏具です。
2本1組で、お厨子の下に左右対象に設置します。
ただの飾りのようにも見えますが、 御本尊様の下の軸を抑え、御本尊様が動かない様に固定する役目があります。
なんで徳利っていうの?
「徳利」の由来は諸説あるようです。
もともと徳利は、その名のとおりお酒を入れる物で、御本尊様の下に「お神酒」をお供えしたこと、ご本尊様をお酒の徳利で抑えていたこと、などが由来と言われています。
現在の仏具の徳利は、お酒は入りません。
昔の鶴のデザインだった
昔は、こちらの「鶴丸」と呼ばれるデザインが使用されていました。
これは、口を開いたオスと口を閉じたメスとが対になり、「阿吽の呼吸」を表す意味があるという説があります。
しかし現在はリニューアルされ、創価学会のシンボルマークである「八葉蓮華」が入った徳利が、一般的に使われています。
この「八葉蓮華」、どんな意味があるのでしょうか?
八葉蓮華とは?
八葉蓮華は、8枚の花弁の蓮華を図案化したもので、1977年3月に創価学会のシンボルマークとして決定されました。
八葉の花模様が幾重にも広がる様子は、「一人一人が自身の生命に内在する無限の可能性を開き顕す様子」「日蓮仏法が世界に流布していく様相」を表しています。
また全体として豊かなふくらみをもっている姿は、「功徳に満ちあふれる学会員一人一人の姿」を表現しています。
デザインもいろいろ!
最近では、クリスタル仏具の流行などにより、デザインも変わってきました。
クリスタル、アクリル、メッキなど、種類も豊富です。
ぜひ色々見比べて、お気に入りを見つけてみてください。
ご迷惑をおかけしています!
コメント